§6.2 慣性抵抗計算ツール(2008/03/16)

本ツールは当HPの空気抵抗(慣性抵抗)理論に基づき作成している。(当HPの空気抵抗理論の§1、§2、§4を参照)

【計算:到達時間と飛距離からの弾道計算】
砲弾のデータのうち小さい仰角で発射されたデータを適用する。

初期表示は英国戦艦キングジョージⅤ主砲35.6cm砲弾のデータである。
砲弾質量(kg)
口径(mm)
初速(m/s)の砲弾が発射され
m離れた地点に(sec)で落下した場合

この砲弾を下記の仰角で発射したときの弾道を推定する。
砲の仰角(度)
計算間隔(秒毎)


この砲弾の空気抵抗係数の推定値は、空気抵抗係数λ 空気抵抗係数CD値換算
砲口位置が原点である。
尚、全弾道で無風状態で地表面の大気圧は標準大気圧の条件下での質点弾道計算である。
仰角は0.1度以上50度より小さいこと、計算間隔は0.02秒以上、但し仰角が5度を超える場合は
計算間隔は0.2秒に固定される。

【参考】
本ツールの計算精度について、HPサイトNavWeapsに掲載されている戦艦King George Vの
仰角と射程距離のデータ(http://www.navweaps.com/Weapons/WNBR_14-45_mk7.htm)との
比較を示す。
ピンクがツールによる各仰角での射程距離、紺色はNavWeapsのサイトにあるrangeデータである。
誤差は各射程でほぼ3%程度の範囲内である。

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